能楽鑑賞のすすめ

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能楽鑑賞のすすめ

能楽の楽しみ方

能楽堂に行くというと、堅苦しく考えてしまう人もいるかもしれませんが、映画館に行くようなつもりで、気楽に考えていただけたらと思います。使われている言葉は現代語ではありませんし、節(ふし)もついていますので初めは聞き取るのが難しいかもしれません。パンフレットやインターネットであらすじを予習しておくといいかと思います。

はじめての能鑑賞

能鑑賞のポイント・見所

能は演劇であり、ミュージカルであり、アートです。能のストーリーや世界観、舞や所作、声の美しさ、お囃子の音色の心地よさ、能面や装束の美しさ。人によって魅力を感じるポイントは様々です。いきなり全てを理解しようとせず、皆さん一人一人の感性で見ていただけたらいいのではないかと思います。

登場人物の配役を知っておく

能の配役の呼び方には独特の決まりがあります。こちらのページで詳しく解説していますので。ご覧になってみてください。

能を鑑賞する時の服装

特に服装に決まりはありません。普段お出かけになるときと同じで構いません。夏場など空調が効いておりますので、羽織るものがあると安心かもしれません。

観能中のマナー

携帯電話・スマートフォンの電源はお切りいただくか、マナーモードに設定していただくようお願い致します。録音・撮影は禁止となっております。演能中の私語はご遠慮いただき、他のお客さまのご迷惑にならぬようご配慮をお願い致します。

終演後の拍手

拍手は近代になって西洋から入ってきた文化かと思いますので、能には決まりがありません。演者が幕へ入る際に拍手が起きる場合が多いですが、最後まで余韻を楽しみたいという方もいらっしゃいます。拍手は演者側が強要するものではありませんし、お客さま一人一人のお気持ち次第でいいのではないかと思います。